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引き寄せ研究室

実験そして考察。目に見えない、数値化できないものを紐解きたい。

「100%自分原因説で物事を考えてみたら…」を読んだ

世の中に潜在意識とか引き寄せに関する本はたくさん出版されている。
もちろん全部読んでいるわけではないが、それでも世界の仕組みについてある程度理解することができた。
そんな私が今まで読んだ中で多少なりとも参考になった本について紹介しようと思う。
もちろんこれは個人的な感覚だから、他の人の意見を聞くという意味でもレビューも読むことをお勧めしたい。

まずは批判の多いこの本から

今日の1冊は「100%自分原因説で物事を考えてみたら…」である。
この本、ものすごく批判的なレビューが多い。
「100%自分が原因なんてどう考えても論理破綻している」とか、「全ての嫌なことも自分のせいなはずがない」とか、「世界が自分の意思で変わるなんて稚拙な考え」とか、まあ酷いものである。

前回の記事「思い込みと認識の変更 - 潜在意識とか引き寄せとかについて考えてみる(結構真剣に研究したい)」を読んでいただくとわかると思うのだが、そうやって「事実だと思っていることへ疑いを持つ」ことが認識変更の第一歩である。
このレビューを書いた方たちは、エゴ(感情や思考など)が理解できる範囲での理由付けを求めているのかもしれないが、それは無理な話だ。
理解できないからこそ「認識変更」につながるのだから。

とはいえ、レビューで批判されるのが頷けることもある。
例えばブログの宣伝・セッションへの誘導などがそれである。
端的に言えば、「この本だけではダメだよ、もっとお金払わないと教えないよ」ということなのだが、こういうことはこの感覚を理解した人間ならまずやらないと思うのだ。*1

だから今考えれば、この本に書かれていることはちょっと信憑性に欠けるかもしれない。
こういう「奪う」ことをすれば、世界から「奪われる」ことがわかるからだ。

だが、「起こる出来事はすべて自分の責任」ということを知るためには役に立つ本だと思う。

大筋は納得、細部の表現が微妙

この本に書いてある全てのことが私と同じ意見というわけではない。
大筋は一緒。でも細部では反論したいところが山ほどある。
例えば、

思考が現実化しているのなら、まわりの人の行動や、言動を見れば自分がどんなことを考えて、信じていて、それがどのように潜在意識に伝わっているのかがわかるのですが、それに気付きません。


これに関しては同意できるが、以下の文章は違う気がする。

今、あなたの身近の現実が、あなたの望みどおりでないとしたら、あなたは過去にその現実を創り出す思考を持っていて、「そのことを信じて同じ思考を送り続けた」ということになります。


これは「思考の量が一定に達すると潜在意識に届く」という考え方で、斉藤一人さんの「天国言葉」などにも通じる。
私は時間概念はエゴを納得させる、もしくは何かに気付くための期間であり、思考の量ではなく意図できるかどうかで願望の現実化が決まると思っているので、「過去」という表現を使っているあたりで、この著者が認識変更できていないのでは?という疑問を抱いてしまう。
この疑問は「潜在意識が1人称しか理解できない」という表現を使っていることでも補強される。
たとえばお金持ちを妬む、私から言わせれば「世界=自分」だから、「お金持ちを妬む=お金を持っている自分を妬む→お金を失う」という感覚なのだが、この本では「潜在意識は1人称を理解できない」から「お金を失う」のだと説明する。
私は1人称もクソもないと思うのだが、こういう表現は潜在意識系の本でよく見られるので、安直にそれを踏襲しているのかもしれない。

認識変更していない人の文章はエゴ観点でしか説明できない以上、下手をすれば気付きの妨げになってしまうのでお勧めできない。
「100%自分原因説」というのはすごく的を得ているのだが、内容のすべてを鵜呑みにしてはいけないと思う。
ただポイントはしっかり抑えてあるので、そのあたりをうまく抽出できればすごく役に立つ。
この本にある科学やスピリチュアルに寄りすぎている表現やワークはきっと真実ではない。
チケット板のまとめなんかを参考にして抽出するといいと思う。
あそこには本物の達人さんたちがいる。
仕組みに気付いたら、あの方たちと同じ体感ができるはずである。ソースは私。

100%自分原因説で物事を考えてみたら……

100%自分原因説で物事を考えてみたら……

*1:お金を受け取るのがいけない、という意味ではない。ただ、そうやって「奪う」ものではない。