*文言等修正 2020.1.24
引き寄せとはちょっと離れるかもしれないが、幸せになるには「今ここ」にいることが大事だということが先日わかった。
ということで、今日はその話を。
「今ここにいる」とは?
時間軸には現在・過去・未来がある。
言葉の意味は以下のとおり。
過去:今より前
未来:今より後
現在:今
つまり今は「この瞬間」。
当たり前のように思えることこそ定義は大事。
では次に「ここ」とは?
ここ:今現在、物理的に身体のある場所
最後に「いる」とは?
いる:今の身体の感覚に意識の焦点を当てている状態。意識が過去や未来を見ていない状態。
これはちょっと聞かないかもしれない。
「いる」というと、「そこに存在する=物理的に身体がある」状態のことを一般的には指すが、私は身体があるだけでは本当に「いる」とは言えないと考えている。
「上の空」や「心ここにあらず」の状態は、確かにそこに身体はあるが、思考や意識の中心はそこにはない。
人間が身体と意識の2要素で出来上がっているものだとすれば、片手落ち*1と言っていいだろう。
それらを総合して考えると、定義はこうなる。
今ここにいる:意識を過去や未来に合わせず、身体のあるこの場所で感じられる、身体の感覚に浸ること
「ここ」とかいらないのでは?と思ったが、人間の想像力は良くできていて、空想でも痛みや快感も味わえてしまう。
だからこそ「ここ」の要素も必要なのだ。
「今ここ」にいる方法は?
では「今ここにいる」にはどうすればいいのか?
瞑想すればいいとよく聞くが、どうも瞑想は苦手である(睡魔に勝てない…)
他に方法はないだろうか?
結局、「今ここにいる」=「五感に敏感でいること」なのだ。
五感の感覚に集中すると、悩みや不安といった「ネガティヴ」と言われる思考が消えて、妙なくらい幸せになる。
特に普段意識に上りにくい(スルーしがちな)感覚に浸ってみよう。
例えば風に吹かれた時、音、温度、皮膚に当たる感触、髪がなびく感覚、周囲のものが動く様、そういうものを意識的に確認してみる。
「今」というのは一瞬しかない。
けど人生は「今」の繰り返しであるから、そう言う意味では一生「今」を体感しているとも言える。
つまり、「今」幸せにならないと、ずっと幸せにはなれないのだ。
幸せになるのはそんなに難しいことではない。
例えば美味しいもの食べる、楽しいことをする、そんなことでいい。
世間で作られた「幸せのイメージ」、例えばおしゃれなカフェでコーヒー飲む、大好きな人と結婚して子供を作る(=幸せな家族像)などは一切気にしなくていい。
そこに自分を当てはめることが必ずしもあなたの幸せとは限らないのだ。
(幸せのイメージは、経済活動に都合がいいように作られたりしている。簡単に言うと、欲しくもないのにお金を落とさせるための戦略。そこはちゃんと見極めが必要)
人間はどうしてもネガティブになりがちだが、積極的に「今ここにいる」ことで、思考の大半は幻想だと思えるようになれるのではないかと思う。
*1:片手が落ちるわけではなく、片方が抜けていること