何かわからんけど、狭い視点で見ないようにと言われたらしい。
必要があったので紙に円を描いた。
それを等分するように中心から線を引く。
作業中、たまたまスマホをいじっていて(スマホに顔を近付ける癖、今回ばかりは役に立った)、円を描いた紙と目線が同じくらいの高さになった。
そうしたら、視点の中心に近い1本の線だけ濃く見えて、あとはボンヤリしている。
なんじゃこりゃ?と思って線を変えて見ても結果は同じ。
視力の問題か、インクの加減か?とも思ったのだが、そうでもないようだ。
上から見れば、当然円を分割する全ての線がはっきり見える。
でも同じ視点に立つと見えない。
多分これは全てにおいて同じことが言える。
視点を高く持たなければ、本当はそこに在るはずの選択肢を見ることができない。
結果、それが悪手でも選ばざるを得ない。
ここでの「視点の高さ」は如何に感情を客観視できるかに依る。
感情に飲まれないこと(否定することではない)、これは本当に大事。
もちろんこれは、潜在意識とか認識変更とかいう話を抜きにしても適用できるはずである。
俯瞰、鳥瞰って大事だなという、当たり前のことに気付かされた出来事だった。