引き寄せ研究室

実験そして考察。目に見えない、数値化できないものを紐解きたい。

叶える覚悟はあるか?

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先日お伝えした通り、こちらのブログを「日記」的な位置付けにした。
何だかとても気が楽だ。
調子に乗って更新頻度を爆上げしてしまうかもしれない。

先日、久しぶりに「願いの書き出し」をやった。
茶店でケーキセットを堪能しながら。まさに至福のひととき。

だが、思いの外願いが出てこなかった。
何故だろう。現状に満足している自覚はないのだが。
少し考えてみた。

願望の書き出し=願望を自覚すること

「書く」という行為を行うには、書く対象を認識する必要がある。
対して心の中で「願う」という行為は、割と曖昧な雰囲気を持っている。
これは完全に私の心象であり論理的に説明はできないのだが、「願う」ときは丸くてぼやけていたイメージが、「書く」とその輪郭がはっきりする。
オカルトな表現になってしまうが、「言葉にパワーがこもる」というのが的確である。

ただし、この感覚には個人差があるかもしれない。
私の思考系統は視覚優位である。
物事を写真や動画のように記憶することは得意だが、音だけを聞いたり、文を声に出したりではあまり頭に入ってこないのだ。
だから願いを書いて、書いたノートのページを丸ごと「記憶する」(意識的に覚えるのではなく、なんとなく頭に入ってしまう感じ)ことで、願いが叶いやすくなるのかもしれない。
(だからこそ同じ方法でも叶う人と叶わない人がいて、引き寄せにいろいろなアプローチが必要なのかもしれない)
この辺はぜひ皆さんも個人で試していただき、実証していただきたいところである。

「書くと叶ってしまう」恐怖

「書けば叶うとか羨ましい!」という声が聞こえてきそうであるが、書くと叶ってしまう=安易に書き出すのはリスクがあることにもなりうる。
例えば今パートナーと不仲だったり、仕事がうまく言っていないからと言って、その愚痴を書き出して願望化してしまうと、ほとぼりが冷めた頃に叶ってしまう可能性がある。

願望を持ってから叶うまで、タイムラグがあるのは皆さん経験されていると思う。
ラグの大小は願望によって異なり、今の所予測できるような状況ではない。
(叶うまでどのくらいかかるかわかる=即時叶える方法がわかる ということである)

幸いなことに今までこのようなことは起こっていない。
これは恐らく、願望を書き出したあとにネガティブな気持ちが維持されない(=愚痴を書いた時点で完了)しているからのような気がしている。
継続的に思っていたり、叶うことに覚悟ができたら、恐らく叶っていく。
私の経験では、嫌な人・物事を自分の前から消すときは必ず「あ、これもういいや」という言葉が湧いてくる。
これが私の「ネガティブなことを叶える覚悟」が決まった合図なのだろう。
こう思ってから半年以内程度で、対象は私の視界から消える(もしくは私が移動する)。
私は何もしない。ただ「いらない」と思っただけである。

願望を「書く」と「もういいや」となってしまう可能性が上がる。
このような懸念が願望の書き出しにブレーキをかけているような気はしている。

叶えるのにも覚悟がいる

願望を叶えることは、実はとても覚悟のいることだ。
それがいかなる願いであれ、「願望を叶える=現状から変化する」ことに変わりはない。
その変化を自分が受け入れられるかどうか、それが叶うまでのタイムラグを生んでいるのかもしれない。

「願いを叶えたい!今すぐ変わりたい!」
恐らく皆さんの想いは同じのはずだし、私自身もそう思っているつもりだ。
でも実は、「叶えたくない自分」がいるのかもしれない。いや、恐らくいるのだ。
では何故叶えたくないのだろう。自分に変化が起きるとどんなデメリットがある?
このような視点で自分を見つめ直すことが、願望実現への早道になるかもしれない。